モーターと電気回路は、ケース内にあります。
板金と電気回路は友人に作ってもらいました。苦労されたことが感じる力作です。
ケースの赤ボタンは、非常停止用とのこと。友人は安全第一のものづくりをされております。
「できマウス。」プロジェクトの仕様を、ほぼ満たしていただきました。
支持台は、市販品を使っております。下記のようなものです。
http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/100-MR043.html
動力部の重さの軽量化も課題です。
Hi Kenji!
Your application for the Thalmic Labs Myo Early Access Program has been received. We’ll be reviewing applications in stages over the next few months and look forward to getting you in. In the meantime, we’ll be sending you periodic updates about the Developer Program, including the launch of our developer forums, documentation, and more.
We’re excited to get started!
Cheers,
The Thalmic Labs Team
「できiPad。」が、特別支援学校への iPad導入ガイドの37ページの肢体不自由の周辺機器として掲載していただきました。
掲載ありがとうございます!
PP団のfacebook
https://www.facebook.com/teampp.since2011
「できiPad。」は、皆様からの様々なご要望を取り込み、多くの機能を持っております。
そのため、出荷にあたっての動作検証に費やす時間も多くかかりました。
何か、大きなミスをしていないか・・・ハラハラ・ドキドキの出荷開始でした。
出荷開始後、iOS7でスイッチコントロール機能が採用されました。
これには、「できiPad。」のファームウェア2.0で対応することができました。
季節が寒くなったころから、電源プラグの材質不良によるひび割れ事故が発生しだしました。
皆様からの信頼が大事と判断し、送料こちらもちでリコールを発表しました。
原価に近い価格なので、往復送料約2千円は厳しい状況でしたが、中には、送料をご心配下さる方、利用しての嬉しいお便りなどを頂戴し、思い切ってリコールして良かったと思っております。
「できiPad。」の構想は、2011年5月から、外部スイッチでiPadを操作する手法を検討しました。USBインターフェイスを利用し、2012年2月にyoutubeで公開いたしました。
当時は、iOS6の時代で、スイッチコントロールは存在しておりませんでしたので、VoiceOverがキーコードを受け付ける機能を利用しました。また、Voice4Uのような海外アプリやトーキングエイドfor iPadのように直接キーを受け付けるアプリにも対応いたしました。
iOS製品のコネクタが変更される情報が飛び込み、並列に調査していたBluetoothに舵を切りました。2011年8月に大阪の石井様から、市販Bluetoothを利用する愛ディアを教えていただきました。
2012年2月、北海道大学の辻見様に、Bluetoothの入力支援機器の構想メールを差し上げました。
石井様と辻見様との出会いによって、「できiPad。」のBluetooth版の開発が本格的にスタートしました。
Siriの起動や音楽再生機能は、特に苦労いたしました。一般のキーコードとは違って、マルチメディアキーということを知りました。
最大の難関は、Bluetoothのペアリングでした。それも、本来ペアリング時には4桁の数字を要求されますが、自動接続という最新の技術を取り入れることができました。
特にこのペアリングの部分は、北海道大学の先生のご指導をいただきました。
iOSがバージョンアップする中でも、「できiPad。」は順調に動作し、大きな支障もなく今日を迎えることができました。
全国のテスターの方々にも大変お世話になりました。
たくさんの方々から、お礼や励ましメールをいただきました。
また、講演や展示会で、「できiPad。」をご紹介してくださる方々にも、「できiPad。」を広めていただきました。
あきらめない! 決めつけない! 一人でも多くの方の笑顔が増えますことを願って、みなさんからの愛ディアを頂きながら、今後もより良い製品に育ててまいります。
今後とも、よろしくお願いいたします。
2014年4月25日 「できマウス。」プロジェクト
メールありがとうございます。
> ボイスオーバー併用モードのほうも、もう少し勉強してみます!
マニュアルは、サイトからダウンロードできます。
http://dekimouse.org/wp/manual/
> 電子書籍のページめくりのこと、
> アプリはibooksを使用しています。
> もし、より簡単にページがめくれるものがあったらお聞きでき
> たらとてもうれしいです。
VoiceOver併用モードで可能です。
11で、ページセレクタへジャンプします。
1100でローターを”値を調整”にします。
01で次ページ、10で前のページに移動します。
長短ONが難しい場合は、スイッチ2個モードやレバースイッチでの操作を検討しても良いでしょう。
レバースイッチには、機能を割り振ることができますので、右に倒して次、左に倒して前のページというように利用できます。
スイッチコントロールの場合は、ページセレクタまで移動しましたら、ハイライトメニューの”減らす/増やす” でページをめくれます。
あきらめない!決めつけない!一緒に考えていきましょう。
どんなに素晴らしい支援機器やソフトがあっても、スイッチの適合が一番大事ですね。日々のサポート、ご苦労さまです。