みんなと同じようにPC操作をしたい。その願いのお手伝いができたらうれしいです。

日常生活用具給付判定で担当者の熱意を感じつつも

先日、関東地区の市の障がい福祉課の担当者から電話をいただきました。
担当:これが(「できiPad2。」)無いと利用者はiPadの操作ができないのでしょうか?
Deki:「できiPad2。」でなくても、他の会社の製品もあり、また工夫次第では「できiPad2。」が無くても操作できるでしょう。
担当:この商品の申請は当市では初めてなので、この商品で教えていただきたいのですが。
Deki:ホームページでは、”「できiPad2。」ってにゃーに?」”や
給付券のコピーやテクノエイド協会のデータベースの掲載などあり、ご覧になりましたでしょうか?_
担当:見ましたが、確認の電話をしております。これが無いと利用者は困るのでしょうか?
Deki:(うーむ・・・この担当者は、「できiPad2。」のみを判断したいのだろう・・・)さきほど申し上げましたが、「できiPad2。」が無くても他の方法で操作できます。
担当:スイッチだけでは操作できないのですか?
Deki:(えっ?)スイッチケーブルの先端はイヤフォン端子のようなプラグが付いております。イヤフォン端子には挿入はできますが機能しません。スイッチとiPadの仲立ちする製品です。
担当:では、これがないとダメなのでしょうか?
Deki:(うっ!また最初に戻った!)あのー、失礼ですが、入力支援についてインターネットやセミナーなどで、もう少し勉強していただけないでしょうか?また、「できマウス。」プロジェクトのバトンタッチセミナーのご参加もご検討ください。
Deki:(これで電話を終えるだろうと思いました)
— このあとも途切れず結局30分越えとなりました—
申請者へ給付券をなんとか発行したい熱意は感じました。
電話を終えて、その市のサイトを見ましたら障がい福祉課に直接意見が書けるフォームがありましたので、担当者の熱意を表に出しながら、担当者へ勉強する時間を与えてくださいますよう書きました。
2月2日の投稿にも書きましたが、私も給付券発行を判断する立場だったら、この担当者と同じようになるだろうな・・・と思いました。


facebook投稿のトップへ移動
 
トップに戻る