昨日の午後に電話が鳴りました。北海道のブルードルフィン社のNさんからで、ある病院で患者さんが使っている「できiPad。」が、動かなくなった・・・とのこと。
シリアル番号を頼りに、出荷記録データから情報収集する間もない状況で、北海道の病院のN先生からも電話が入りました。
”きょう、ご本人は気管切開をされており、「できiPad。」が不調でiPadの操作ができず、意思を伝えることもできずに大変ショックのようです。”とのこと。
その後、N先生のはたらきかけで、リトルスノー社が「できiPad。」の代替機を届けてくださることになったとのメールが入り、その日の夕方には、ご本人が使えるようになりました。
その時の写真が届きました。
私の方は、代替の「できiPad。」とACアダプタをその日のうちに発送しました。
本日の夕方には北海道の病院に届き、入れ替え作業も無事すみましたのメールが入りました。
わずか350円で日本全国翌日配達のレターパックに関わられた皆様にも感謝です。
携わったみなさんのおかげで、緊急事態を回避できました。
「できマウス。」プロジェクトは、多くの皆様のおかげで活動できていることを、あらためて知ることができた一日でした。
N先生は、Classi IIからのMacユーザーで,15年くらい前から,キネックスを使ってALS患者さんの意思伝達装置の導入支援活動をしてこられたそうです。
ブルードルフィン社
http://at2ed.jp/mak/makerDetail.php/companyid/M0200/ckana/28
リトルスノー社
http://littlesnow.jp/index.htm
レターパック
http://www.post.japanpost.jp/service/letterpack/
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今回のクレームでは、電源プラグの不良による、電源ノイズで、回路に不具合が生じた模様です。電源プラグにつきましては、リコール通知を往復はがきでご案内した経緯があります。皆様の中で、リコール未処理の場合は、至急応募してください。
2014.01.10のリコール内容
http://dekimouse.org/wp/kiki/dekiipad/recall/
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